ソフウェーブは痛いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

ソフウェーブは皮膚に熱を加えるため、痛みを感じます。個人差はありますが、一般的には軽度から中程度の痛みです。

本記事では、ソフウェーブの痛みの度合いや、軽減方法などについて解説します。ソフウェーブの痛みが不安な方は、ぜひ参考にしてください。

※痛みの感じ方には個人差があります

この記事の監修者

医師・院長

藤尾 謙太

▼経歴
2017年 昭和大学卒業
2019年 順天堂大学医局入局
2022年 LIAN clinic開業
2023年 博士号取得

 

▼所属学会
日本美容皮膚科医学会所属

ソフウェーブは少なからず痛みがある施術

ソフウェーブでは60〜70℃ほどの熱を加えるため、少なからず痛みがある施術です。麻酔などの対策を行わなかった場合、施術中は皮膚が刺されるようなチクチク感や、軽い熱感などがあるといわれています。

ただし、施術では麻酔や出力調整など、痛みを緩和させるための工夫が行われるため、過度に痛みを心配する必要は心配はないでしょう。

 

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ソフウェーブの痛みを軽減する冷却システム「Sofcool™」とは

ソフウェーブには、痛みを軽減する冷却システム「Sofcool™(ソフクール)」が搭載されています。施術中に感じる痛みは熱によるものですが、皮膚を冷却することで痛みを抑えることが可能です

ハンドピースの先端に冷却システムがついており、皮膚表面の温度をリアルタイムで測っています。皮膚温度を管理することで、施術の安全性を高めることができるのです。

また、Sofcool™とは別に送風による冷却システムも搭載されています。痛み軽減には、送風も大きく貢献しているといわれています。

ソフウェーブの痛みを軽減するには?

ソフウェーブは少なからず痛みがあるため、搭載された冷却システムのほかに、以下のような方法で痛みを軽減します。

  • 表面麻酔(麻酔クリーム)を使う
  • 笑気麻酔を使う
  • 出力を調整する

詳しく解説します。

表面麻酔(麻酔クリーム)を使う

クリニックによりますが、多くの場合、麻酔クリームによる表面麻酔が行われます。

ソフウェーブは表皮に近い真皮に熱を加える施術なので、表面麻酔によって痛みを軽減することが可能です

ただし、麻酔クリームは100%無痛を保証してくれるものではない点に注意が必要です。

笑気麻酔を使う

施術中は、笑気麻酔が使用されることもあります。笑気麻酔はリラックス効果のあるガスを吸入することで、痛みの感覚を軽減する麻酔方法です。施術中の恐怖心も、笑気麻酔によって軽減されるでしょう。

吸入すると数分ほどで効果が現れ、中止すると速やかに体外に排出されます。

当院でも笑気麻酔は導入しており、ご希望がある場合は麻酔クリームと併せてご使用いただけます。

出力を調整する

ソフウェーブでは、照射出力によって痛みの度合いが変わります。我慢できないほど痛みが強い場合は、出力を下げてもらうことも可能です

ただし、出力を下げれば効果も下がるため、まずは麻酔で痛みを軽減しながら出力を調整することが大切です。

ソフウェーブの施術後に残る痛み・不快感への対策

ソフウェーブの施術後は一般的に痛みは残らないとされていますが、軽い痛みを感じる場合もあります。施術後に痛みを感じる場合は、以下の対策を試してみましょう。

  • 患部を冷やす
  • 皮膚を保湿する
  • 日焼け止めを使用する

詳しく解説します。

患部を冷やす

施術後に痛みが残る場合は、患部を冷やしましょう炎症によって起こる赤みや腫れを軽減する効果が期待できます。

もし数日経っても痛みが引かない場合は、医療機関に相談しましょう。

皮膚を保湿する

施術後の皮膚は乾燥しやすくなっています。乾燥するとヒリヒリするので、皮膚をしっかり保湿しましょう

保湿剤は刺激の少ないものを選ぶのがおすすめです。

日焼け止めを使用する

施術後の皮膚は敏感になっているため、紫外線による刺激を受けやすいです。日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守りましょう

ソフウェーブは痛みを感じるケースはあるが火傷のリスクは比較的低い

ソフウェーブでは痛みを感じるケースがありますが、やけどのリスクは比較的低いといえます

火傷の原因は、主にハンドピースが肌にしっかりと接触していないことによる、不十分な冷却です。しかし、ソフウェーブでは肌に十分に接触していない場合、照射ができない安全装置が搭載されています。

ソフウェーブでは痛みを感じることがあっても、火傷の心配は少ないです。

まとめ

ソフウェーブは肌に熱を加えるため、少なからず痛みが発生する施術です。しかし、搭載された冷却システムや麻酔、出力調整などの痛み対策によって軽減されます

当院ではしっかりとコミュニケーションを取りながら、痛みを抑えつつ効果も発揮できるよう出力を調整します。痛みが不安な方は、ぜひ当院にご相談ください。

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