「ウルセラとハイフの違いは?」

「ウルセラの効果や料金は?」

ウルセラはたるみ治療の中でも人気があり、効果が気になっている方もいるのではないでしょうか。

ウルセラはハイフの一種で、唯一FDAで承認を受けた機種です

今回はウルセラとハイフの違いや、どちらを選ぶべきかを解説します。ウルセラを受けようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

※当院ではウルセラを取り扱っていません。

ウルセラはハイフの一種

ウルセラは数あるハイフの一種です。ハイフには複数の機種がありますが、その中で唯一リフトアップ効果についてFDAの認可を受けています

FDAとはアメリカの厚生労働省のようなもので、医療機器や医薬品などの安全性や効果を評価している機関です。FDAの認可は、リフトアップについて一定の効果と安全性が保証されていることを表します。

クリニックでは「ウルセラ」と「その他のハイフ機器」と括られることがあります。

ウルセラとその他のハイフ機器の違い

ウルセラもハイフ機器ではありますが、他のハイフ機器とは以下のような違いがあります。

ウルセラ他のハイフ機器
主な効果より強い組織の引き上げ
(リフトアップ)
組織の引き上げ
(リフトアップ)
効果を実感するまでにかかる時間約2〜3ヶ月約1ヶ月
推奨の施術間隔約6ヶ月約3〜6ヶ月
料金相場約25〜30万円/回約4〜10万円/回
痛み※その他のハイフより強め比較的弱め
施術時間30分程度30分程度
ダウンタイム数日〜1週間数日〜1週間
リスクや副作用・赤み
・ほてり
・やけど
・むくみ
・色素沈着
・しびれや神経麻痺
・赤み
・ほてり
・やけど
・むくみ
・色素沈着
・しびれや神経麻痺
※痛みの感じ方には個人差があります。

それぞれの項目について詳しく解説します。

主な効果

ウルセラ他のハイフ機器
主な効果より強い組織の引き上げ
(リフトアップ)
組織の引き上げ
(リフトアップ)

どちらも組織を引き上げるリフトアップ効果がある点は同じですが、ウルセラのほうが効果が高く出ます。

その理由は、ウルセラとその他のハイフ機器では使用されるテクノロジーが異なるためです。

その他のハイフ機器は、高強度の超音波を用いて肌の深部を刺激します。

一方で、ウルセラは「マイクロフォーカス超音波」を使用し、その他のハイフ機器より深い層にエネルギーを照射するのです

ウルセラは筋肉に近い部分を引き締めるため、その他のハイフ機器よりも高い効果が出ます。

効果を実感するまでにかかる時間

ウルセラ他のハイフ機器
効果を実感するまでに
かかる時間
約2〜3ヶ月約1ヶ月

ウルセラはその他のハイフ機器に比べて、腫れが出やすいため効果を実感するまでに時間がかかります大切な予定がある場合は、時期を逆算して施術を受けることが大切です。

推奨の施術間隔

ウルセラ他のハイフ機器
推奨の施術間隔約6ヶ月約3〜6ヶ月

ウルセラはその他のハイフ機器に比べて、推奨の施術間隔が長い傾向にあります。施術間隔をできるだけ長くしたい場合は、ウルセラがおすすめです

どちらも効果が永久に続くわけでなく、効果を維持するためには定期的に施術を受ける必要があります。

料金

ウルセラ他のハイフ機器
料金相場約25〜30万円/回約4〜10万円/回

ウルセラは、その他のハイフ機器に比べて1回あたりの費用が高額な点がネックです

ただし、その他のハイフ機器は1回の施術で3〜6ヶ月しか持続しないため、1年に2〜4回受ける必要があります。

痛み

ウルセラ他のハイフ機器
痛み※その他のハイフより強め比較的弱め
※痛みの感じ方には個人差があります。

ウルセラはより深い層に熱エネルギーを加えるため、施術中の痛みが強い傾向にあります。しかし、多くの場合は我慢できる程度の痛みです

どうしても痛みが不安な人はその他のハイフ機器を選択するか、麻酔を利用するとよいでしょう。

施術時間

ウルセラ他のハイフ機器
施術時間30分程度

全顔の施術を受ける場合は、ウルセラもその他のハイフ機器も施術時間は30分ほどです。照射部位が少なければ、もっと短くなります。

施術が終わればすぐに帰宅できるため、施術のために丸一日予定を空ける必要はありません

ダウンタイム

ウルセラ他のハイフ機器
ダウンタイム数日〜1週間

ウルセラも他のハイフ機器も、ダウンタイムは数日程度ですダウンタイムでは多くの場合、軽い赤みが出る程度なのでメイクで隠せます。

当日からメイクできるため、ダウンタイム中でも外出できるでしょう。

ただしサウナや激しい運動、飲酒などは血行を促進し症状を悪化させる恐れがあるため、1週間程度は控える必要があります。

▼関連記事
ハイフのダウンタイムは何日?写真で見る腫れ具合や痛い場合の対処法

リスクや副作用

ウルセラ他のハイフ機器
リスクや副作用・赤み
・ほてり
・やけど
・むくみ
・色素沈着
・しびれや神経麻痺

ウルセラもその他のハイフ機器も、リスクや副作用は同じです。

ただしウルセラのほうが肌の深い層まで届く分、副作用のリスクが高まる可能性があります

ウルセラとその他のハイフ機器、結局どっちを選ぶべき?

ウルセラとその他のハイフ機器のどちらを選ぶべきかは、悩みや目的によって変わります。

ウルセラが適している人・たるみが気になる人
・強いリフトアップ効果がほしい人
・効果を長続きさせたい人
・承認を受けた機器がよい人
その他のハイフ機器が適している人・肌の弾力やハリをアップさせたい人
・脂肪を減らしたい人
・1回あたりの料金を抑えたい人
・ウルセラの痛みが不安な人

一概にどちらが優れているということはないため、自分の目的に合わせて選びましょう。

どちらにすべきか迷う場合は、クリニックで相談するのがおすすめです

ウルセラとその他のハイフ機器を比較・検討する際の注意点

ウルセラとその他のハイフ機器を比較・検討する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 施術を受ける目的を明確にする
  • 費用だけで比較しない
  • ウルセラを装った別の機器に騙されない

それぞれ詳しく解説します。

施術を受ける目的を明確にする

ウルセラとその他のハイフ機器では得られる効果が異なるため、施術を受ける目的を明確にしておくことが大切です

フェイスラインのたるみが気になり、より強いリフトアップ効果を求める場合はウルセラが向いています。肌の弾力やハリをアップさせたい人は、その他のハイフ機器が良いでしょう。

自分の肌にはどちらが合っているのか自己判断するのは難しいため、クリニックのカウンセリングを受けるのがおすすめです。

費用だけで比較しない

ウルセラとその他のハイフ機器を選ぶ際、費用だけで比較しないことが大切です。費用だけで選んで、目的とする効果が得られなくては意味がありません

「できるだけ安いほうが良い」「高いほうが効果がありそう」などの理由だけで選ぶのではなく、効果が目的に合っているのか考えて選びましょう。

ウルセラを装った別の機器に騙されない

ウルセラに名前を似せただけの機器や、ウルセラ正規品であるかのように装った機器があるため注意しましょう

ウルセラを希望する場合は、施術を受ける前に使用機器をしっかり確認しておくことが大切です。

ウルセラとハイフの違いに関するよくある質問

ウルセラとハイフの違いに関するよくある質問をまとめました。

Q.ウルセラは老けるという噂は本当ですか?

ウルセラを短期間で何度も受けると、肌の弾力が失われ老けたように見える可能性があります

過剰にダメージを与えることでコラーゲンの再生が間に合わなくなるためです。

しかし適切な頻度で施術を受ければ、ウルセラはたるみ改善に有効な治療です。

Q.ウルセラと他のハイフ機器、効果が強いのはどっちですか?

照射の深さや超音波の密度といった意味では、ウルセラのほうが効果が強いといえます。

しかし、そもそもウルセラと他のハイフ機器では使用目的が異なるため、一概にどちらが効果が強いとはいえません。

リフトアップならウルセラ、ハリや弾力アップなら他のハイフ機器のほうが期待する効果が得られやすいです。

Q.ウルセラと他のハイフに価格差があるのはなぜですか?

ウルセラはランニングコストが高いため、他のハイフよりも価格が高い傾向にあります。

前提として、ハイフにはトランスデューサーという装置がついています。

トランスデューサーは消耗品なので定期的に交換する必要がありますが、ウルセラのトランスデューサーは他のハイフよりも高額です。

そのため維持にかかる費用が高くなり、その分施術費用も高くなります。

まとめ

ウルセラはハイフの一種です。FDAで唯一承認を得ている機種で、クリニックでは「ウルセラ」と「その他のハイフ機器」で括られることがあります

ウルセラとその他のハイフ機器の違いは、以下の通りです。

ウルセラ他のハイフ機器
主な効果より強い組織の引き上げ
(リフトアップ)
組織の引き上げ
(リフトアップ)
効果を実感するまでに
かかる時間
約2〜3ヶ月約1ヶ月
推奨の施術間隔約6ヶ月約3〜6ヶ月
料金相場約25〜30万円/回約4〜10万円/回
痛み※その他のハイフより強め比較的弱め
施術時間30分程度30分程度
ダウンタイム数日〜1週間数日〜1週間
リスクや副作用・赤み
・ほてり
・やけど
・むくみ
・色素沈着
・しびれや神経麻痺
・赤み
・ほてり
・やけど
・むくみ
・色素沈着
・しびれや神経麻痺
※痛みの感じ方には個人差があります。

ウルセラと他のハイフ機器は、目的によってどちらが適するか変わります。

当院ではウルセラを取り扱っていませんが、「ウルトラセルQ+」を用いたハイフを実施しています。あご下やあご周り、フェイスラインの皮下脂肪の多い箇所に効果的な施術で、ウルセラのデメリットである痛みや神経障害などのリスクが少ないのが特徴です。

「どの施術が自分に合っているかわからない」という方も、まずは一度ご相談ください。

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