「目の下にヒアルロン酸を注射するとどんな効果があるの？」
「目の下のヒアルロン酸注射って何ccくらい入れればいいの？」
このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
目の下のヒアルロン酸注射には、黒クマやくぼみ・たるみを解消する効果があります。皮膚を切らない施術なので、ダウンタイムもほとんどありません。
今回は目の下のヒアルロン酸注射の効果やリスク、ダウンタイムなどについて解説します。施術を受けようと考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
目の下のヒアルロン酸注射とは
目の下のヒアルロン酸注射とは、目の下のたるみやくぼみにヒアルロン酸を注射することで、目元の悩みを解決する施術です。
目元にハリが生まれ目の下の影がなくなるため、顔全体が若々しい印象に近づきます。
目元のたるみやくぼみはメイクではカバーできないため、ヒアルロン酸注射が効果的です。
目の下のヒアルロン酸注射による効果
目の下のヒアルロン酸注射では、以下のような効果が得られます。
- 黒クマが目立ちにくくなる
- くぼみが解消される
- たるみが解消される
順番に解説します。
黒クマが目立ちにくくなる
目の下にヒアルロン酸を注射することで、黒クマが目立ちにくくなります。
加齢によって皮膚がたるんだり脂肪や骨が痩せてくぼんだりすることで、目元に影ができた状態が黒クマです。黒クマは自力での改善が難しいといわれています。
黒クマは脱脂手術や裏ハムラ法などの手術が第一選択になることが多いですが、手術に抵抗がある場合はヒアルロン酸注射も選択肢となります。
くぼみが解消される
目の下のくぼみを解消したい場合も、ヒアルロン酸注射が効果的です。
加齢によって眼球を支えている靭帯が緩むことで眼窩脂肪が飛び出し、その下がくぼんで見えることがあります。反対に、目の下が痩せることでくぼみができることも。
くぼみが気になる部分にヒアルロン酸を注射することで凹凸が少なくなり、くぼみが解消されます。
たるみが解消される
ヒアルロン酸注射は目の下のたるみも解消できます。目の下は皮膚が薄いため加齢や摩擦、乾燥などでダメージを受けやすく、弾力や柔軟性を失ってたるみやすい部位です。
ヒアルロン酸を目の下に注射することで皮膚が持ち上がり、たるみによる凹凸が目立たなくなります。
目の下のヒアルロン酸注射の注意点や失敗リスク
目の下のヒアルロン酸注射では、以下のような注意点や失敗リスクがあります。
- 入れ過ぎや医師の技量不足により見た目に違和感が出る可能性がある
- 時間経過で元に戻ってしまう
- ヒアルロン酸が青白く透けて見える場合がある
- 低確率だが失明のリスクがある
詳しく解説します。
入れ過ぎや医師の技量不足により見た目に違和感が出る可能性がある
ヒアルロン酸注射ではヒアルロン酸の入れ過ぎや、医師の技量不足によって見た目に違和感が出る可能性があります。
目の下の皮膚は薄いため、ヒアルロン酸を入れたときに表面のぼこつきや色味の変化が出やすいです。また左右差が出ることもあります。
自然な仕上がりを目指す場合は量を控えめにし、信頼できる医師のもとで施術を受けることが大切です。
以下の記事ではヒアルロン酸注射がバレないようにするための方法を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
▼関連記事
ヒアルロン酸注入はバレる？バレやすい部位やバレないようにするポイントも紹介
時間経過で元に戻ってしまう
ヒアルロン酸注射は永続する施術ではなく、時間経過によって元に戻ってしまいます。失敗ではなく、ヒアルロン酸はもともと体内にある物質で、徐々に体内に吸収されるためです。
ヒアルロン酸注射の効果を持続させたい場合は、定期的に施術を受ける必要があります。
ただし、目の下は他の部分に比べてヒアルロン酸が残りやすい部位なので、入れすぎには注意が必要です。ヒアルロン酸が下垂し、よりクマが目立つ可能性があります。
目の下にヒアルロン酸を追加する場合は、少しづつ入れるようにしましょう。
ヒアルロン酸が青白く透けて見える場合がある
注射したヒアルロン酸が青白く透けて見える「チンダル現象」が起こることがあります。
チンダル現象は主に、皮膚の浅い層にヒアルロン酸を多量に注入することが原因です。
注射する深さを調整することによって防ぐことは可能ですが、目の下は皮膚が薄く光を通しやすいため、他の部位に比べてチンダル現象が起こりやすいです。
当院では骨上の深い層に注入し、チンダル現象が起こらないよう配慮しています。
低確率だが失明のリスクがある
低確率ではありますが、ヒアルロン酸注射では失明のリスクがある施術です。
誤って血管に注射してしまった場合、血管が詰まり血流障害が起こることがあります。血流障害が目の血管で起こった際、目に栄養が送られなくなり、失明するリスクも。
実際に起こる確率は高くありませんが、リスクを知ってから施術を受けることが大切です。
ヒアルロン酸注射による失明については以下の動画でも詳しく解説しているため、ぜひご視聴ください。
ヒアルロン酸注射で目の下が膨らみ過ぎにならないのは何cc？片目につき0.5ccまでが目安
目の下のヒアルロン酸注射の量は、片目につき0.3〜0.5cc程度が目安です。当院においても、最大で0.5cc程度としています。
くぼみがひどい場合は施術直後は物足りなく感じる場合もありますが、ヒアルロン酸はあとから膨らむこともあるため、控えめに注入することが多いです。
ヒアルロン酸を入れ過ぎると表面のぼこつきや色味の違和感、チンダル現象につながりやすくなります。
0.5ccほど入れても悩みが解消されない場合は、そもそもヒアルロン酸注射が適応ではない可能性があるため、他の施術を検討してみましょう。
目の下のヒアルロン酸注射のダウンタイム
ヒアルロン酸注射のダウンタイムは2〜3日ほどで、長くても1週間程度で治まります。
ダウンタイム中は注射した部位の腫れや赤みなどが見られますが、ほとんどの場合はメイクで隠せる程度です。普段の生活にもすぐに戻れます。
腫れや赤みが気になる場合は、保冷剤や氷のうなどで冷やすのがおすすめです。
目の下のヒアルロン酸注射はどれくらい持続する？目安は1〜2年程度
製剤や個人差によっても異なりますが、ヒアルロン酸注射の持続期間は1〜2年ほどです。
徐々に体内に吸収されるため、3ヶ月〜半年ほど経つと、注射した直後よりボリュームが減少し始めます。
目の下は他の部位よりも長持ちしやすい傾向にあるため、再注入時はヒアルロン酸の入れすぎに注意が必要です。
当院における目の下のヒアルロン酸注射の値段
当院におけるヒアルロン酸注射の値段は、以下の通りです。
| ヒアルロン酸 （ボルベラ、ボリューマ、ボラックス） | 1本目：88,000円/1cc 2本目以降：77,000円/1cc |
|---|
厚生労働省が認可したアラガン社の「ジュダーム®︎」、ガルデルマ社の「レスチレン®︎」を取り入れているため、良質なヒアルロン酸を求めている方におすすめです。
また当院ではミリよりも細かい単位で注射位置を調整する「マイクロテクニック」を取り入れています。針の差し方や深さなどにもこだわっているため、目の下のヒアルロン酸注射を検討中の方は、ぜひ当院にご相談ください。
目の下のヒアルロン酸注射の副作用
目の下のヒアルロン酸注射の副作用には、以下の症状が挙げられます。
- 腫れや赤み
- 内出血
- アレルギー
- 血管塞栓
- 仕上がりの僅かな左右差
など
ヒアルロン酸注射は針を挿す施術なので、副作用が起こる可能性があります。内出血や腫れ、赤みなどは数日で治まりますが、気になる場合はメイクで隠しましょう。
目の下のヒアルロン酸注射は痛い？チクッとする感覚はある
ヒアルロン酸注射では針を挿すため、チクッとした痛みはあります。しかし耐えられないほどの痛みではないでしょう。
クリニックによっては麻酔を使用することもあるため、不安な方は相談してみるのもひとつの方法です。麻酔では、主にクリームやテープ型のものが使用されます。
またヒアルロン酸製剤の中に麻酔が含まれている場合もあります。
まとめ
目の下のヒアルロン酸注射とは、メイクでは隠せない黒クマや目元のたるみ・くぼみなどを解消する施術です。目の下の皮膚にヒアルロン酸を注射することで、凹凸を減らします。
目の下の皮膚は薄いため、医師の技量が不足していると仕上がりの違和感が出やすいです。ヒアルロン酸注射を受ける際は、信頼できる医療機関を受診しましょう。
当院では良質なヒアルロン酸製剤を使用し、細かく注射位置を調整しながら施術を行っています。目の下のヒアルロン酸注射を考えている方は、ぜひ当院にご相談ください。
※国内における未承認医薬品・医療機器が含まれる自由診療となります。
※施術に使用する医薬品・医療機器は医師の判断のもと、個人輸入にて入手しています。
※個人輸入において注意すべき医薬品等については、厚生労働省からの案内もご参照ください。
※本施術に使用でき、かつ同一の性能を有する他の国内承認医薬品・医療機器はありません。
