「ポテンツァのダイヤモンドチップって何?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
通常、ポテンツァは針を刺す施術ですが、ダイヤモンドチップには針が付いていません。2021年にリリースされた新しいチップで、痛みが少なくダウンタイムが短いことから、人気の施術です。
今回はダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果や施術の頻度、痛みなどについて解説します。ダイヤモンドチップについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- ポテンツァのダイヤモンドチップとは?針をなくした新しいチップ
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果はいつから現れる?ピークは2〜3週間以上経ってから
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果はいつまで持続する?1〜3ヶ月程度が目安
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァを受ける頻度は?2ヶ月に1回が目安
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの痛みは?ほとんど痛くない
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァのダウンタイムは?ほとんどないとされる
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァとハイフの違い
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァのリスク・副作用
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァを受けられない人
- ダイヤモンドチップを使ったポテンツァに関するよくある質問
- まとめ
ポテンツァのダイヤモンドチップとは?針をなくした新しいチップ
ダイヤモンドチップとは、3種類あるポテンツァのチップのうち針がないチップのことです。
そもそもポテンツァとは、マイクロニードルと呼ばれる極細の針を肌に刺し、高周波RF(ラジオ波)を照射する美肌治療です。
針を刺すことで肌の創傷治癒を促したり、薬剤を注入して効率的な治療を可能にしたりします。
一方で2021年に新しくリリースされたダイヤモンドチップには針がなく、ニードルチップに比べてダウンタイムや痛みが少ないのが特徴です。
ダイヤモンドチップでは、高周波RFによる肌の引き締め効果が得られます。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果
ダイヤモンドを使用した場合、ポテンツァでは以下の効果が期待できます。
- シワやたるみの改善
- 肌のタイトニング
- 小顔効果
1つずつ解説していきます。
シワやたるみの改善
ポテンツァのダイヤモンドチップでは、肌の真皮層に高周波RFを照射することで、シワやたるみの改善に効果が見込めます。
高周波RFの熱が真皮にある「線維芽細胞」を刺激すると、コラーゲンやエラスチンなどの美肌成分の生成が促進されます。
コラーゲンやエラスチンが増えると肌に弾力が生まれ、シワやたるみが改善されるのです。
肌のタイトニング
ポテンツァのダイヤモンドチップには、肌のタイトニング(引き締め)効果もあります。
コラーゲンに高周波RFを照射すると、熱によって収縮し皮膚が引き締まります。収縮は照射直後から起こるため、個人差はありますが施術のすぐあとから効果を感じられるでしょう。
1回の治療でも効果はありますが、複数回受けることで効果が持続しやすくなります。
小顔効果
ポテンツァのダイヤモンドチップで肌がタイトニングされると、小顔効果も見込めます。
肌が引き締まることで、フェイスラインのもたつきやたるみが解消され、顔が小さくなったように見えるためです。
なおダイヤモンドチップは、出力や打ち方によっても効果が変わってきます。当院での施術の進め方については、以下の動画を参考にしてください。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果はいつから現れる?ピークは2〜3週間以上経ってから
個人差はありますが、ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果は、施術直後〜1週間程度で現れ始め、2〜3週間ほどでピークを迎えます。
施術直後は熱作用による肌のタイトニング効果が得られ、小顔効果を感じられるでしょう。
2〜3週間ほど経つとコラーゲンやエラスチンの生成が促され、肌にハリや弾力が生まれ始めます。この頃にはシワやたるみの改善が感じられるようになります。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果はいつまで持続する?1〜3ヶ月程度が目安
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果は、1回の施術だけだと持続期間は1〜3ヶ月程度です。ただし、施術を複数回受けることで1年ほど効果が持続するようになります。
効果を長持ちさせたい場合は、複数回受けることが推奨されます。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァを受ける頻度は?2ヶ月に1回が目安
ダイヤモンドチップでのポテンツァを受ける頻度は、2ヶ月に1回程度が目安です。ポテンツァの効果は永久的に持続するわけではないため、1〜3ヶ月経つと元の状態に戻っていきます。
効果を持続させたい場合は、定期的に施術を受けましょう。
ただしダイヤモンドチップは施術を複数回受けると効果が持続しやすくなるため、施術の頻度を徐々に減らすことも可能です。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの痛みは?ほとんど痛くない
ダイヤモンドチップには針がないため、ポテンツァの他のチップに比べると、痛みは少ないです。ただし、当院のダイヤモンドチップは出力を上げて施術を行うため、部位によって熱さを感じる場合があります。
マイクロニードルを使用した通常のポテンツァでは肌に針を刺すため、多少の痛みが伴います。
痛みが不安な人は、ダイヤモンドチップを選ぶのがおすすめです。
▼関連記事
ポテンツァは痛い?痛みの度合いや痛みを弱める方法を解説
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァのダウンタイムは?ほとんどないとされる
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァでは針を刺さないため、ダウンタイムはほとんどありません。
施術直後からメイクもできます。
ただしポテンツァでは熱を加えるため、施術後の肌は普段よりも敏感な状態です。保湿や紫外線対策は怠らないようにしましょう。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァとハイフの違い
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァとハイフには、以下のような違いがあります。
ダイヤモンドチップ (ポテンツァ) | ハイフ | |
---|---|---|
作用する層 | 表皮〜真皮層まで均一に作用 | 真皮〜SMAS筋膜 (カートリッジにより深さは異なる) |
得意な悩み | 小ジワ浅い部分のたるみフェイスラインのもたつき | シワ深い部分のたるみ顔の脂肪 |
熱が作用する層が異なるため、それぞれ得意な悩みも異なります。どちらが向いているかわからない場合は、クリニックで相談するのがおすすめです。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァのリスク・副作用
ダイヤモンドチップは針を使わないため副作用も少ないですが、以下のような症状が出る場合もあります。
- 赤み
- ほてり・熱感
- 腫れ
など
基本的には1〜2日ほどで落ち着きますが、もし長引くようであれば医師に相談しましょう。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァを受けられない人
以下に当てはまる人は、ダイヤモンドチップを使ったポテンツァを受けられません。
- ペースメーカーまたは内部除細動器を装着している方
- 治療部位に金属や金の糸が入っている方
- 重篤な皮膚炎や感染症をお持ちの方
- 重度糖尿病の方
- 心疾患のある方
- 皮膚に腫瘍がある方
- 発熱している方
- ケロイド体質の方
- 単純ヘルペス(口唇)ヘルペスの方
- 妊娠中の方
など
施術の前に医師の診察があるため、悩みや治療中の疾患がある場合は必ず伝えましょう。
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァに関するよくある質問
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァに関する質問をまとめました。
Q.チップに針がなくても本当に効果はあるのですか?
ダイヤモンドチップには針が付いていませんが、肌のシワやたるみなどに対して効果が得られます。
高周波RFを照射することで真皮に熱が加わり、コラーゲンやエラスチンなどの生成が促されるためです。
ただし肝斑やニキビ跡などに対しては、ダイヤモンドチップでは効果を得にくいため、針の付いたチップで施術を受ける必要があります。
Q.1回だけでも効果を実感できますか?
ダイヤモンドチップを使ったポテンツァは、1回目の施術でも効果を実感できます。施術直後から肌のタイトニング効果が得られ、2〜3週間ほどで効果のピークを迎えます。
ただし、効果をより実感したい場合は、複数回受けるのがおすすめです。効果を実感しやすくなり、持続期間も伸びます。
Q.日焼け直後でも受けられますか?
日焼け直後にポテンツァを受けると赤みやほてり、乾燥などが強く出る可能性があるため、施術を控えるのが望ましいです。
Q.ドラッグデリバリーシステムと組み合わせられますか?
ダイヤモンドチップには針がないため、ドラッグデリバリーシステムと組み合わせることができません。
ドラッグデリバリーシステムとは針でできた傷に、薬剤を浸透させる施術です。薬剤による施術を受けたい場合は、針が付いたチップを選びましょう。
まとめ
ダイヤモンドチップとは針が付いていないチップのことで、痛みが少なくダウンタイムが短いのが特徴です。
高周波RFを照射することでコラーゲンやエラスチンの生成を促し、シワやたるみなどに効果があります。
当院のポテンツァでもダイヤモンドチップを取り入れているため、興味がある方はお気軽にご相談ください。