「ポテンツァはどのくらい痛いの?」
「ポテンツァの痛みを弱める方法はある?」
ポテンツァに興味があるけど、痛みが不安で踏み切れないという人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、ポテンツァは痛みが伴う施術です。しかし個人差や施術方法によって、痛みの度合いは異なります。
今回はポテンツァの痛みの度合いや、痛みを弱める方法などを解説します。ポテンツァの痛みが不安な人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ポテンツァは痛い?個人差はあるが、痛みがあるのは事実
個人差はありますが、ポテンツァには少なからず痛みが伴います。具体的には高周波エネルギーによる熱や、針を指したことによる痛みです。
痛みの度合いは照射方法や照射部位、個人個人の痛みへの耐性にもよるため、「全然痛くなかった」という人もいれば「かなり痛かった」という人もいます。
ただし、麻酔クリームの使用やチップの種類などで痛みを軽減することは可能です。
ポテンツァが痛いといわれる理由
ポテンツァが痛いといわれる理由には、以下のようなものがあります。
- 針と熱の両方の痛みがあるから
- 回数を重ねるごとに痛みが強まる傾向にあるから
- 施術部位によって痛みが強まるから
- 施術者の技術の差が出やすいから
それぞれの理由について詳しく解説します。
針と熱の両方の痛みがあるから
ポテンツァは極細の針を皮膚に刺し、高周波を照射する施術です。針を刺す痛みだけでなく熱エネルギーの刺激が加わることで、痛みを感じやすくなります。
麻酔クリームである程度は軽減できますが、真皮層には麻酔が効きにくいのがネックです。そのため針を刺したときよりも、高周波の照射時のほうが痛みを感じやすい傾向にあります。
回数を重ねるごとに痛みが強まる傾向にあるから
ポテンツァは1度の施術で数回針を刺しますが、回数を重ねるごとに痛みが強まる傾向にあります。
1回目で傷がついた部分に高周波を照射するため、熱エネルギーが蓄積し痛みが強くなるのです。施術を受ける際は、1周目より2周目のほうが痛いことを覚えておきましょう。
施術部位によって痛みが強まるから
ポテンツァは、皮膚が薄く骨に近い部分で痛みが強く出やすいです。
そのため額や目元、フェイスラインなどは痛みを感じやすくなります。また頬骨の一番高いところや、髪の生え際、こめかみなども痛みが出やすい部位です。
施術者の技術の差が出やすいから
ポテンツァは、施術者の技術によって痛みの差が出やすい施術です。痛みの度合いが、高周波の熱量や針を刺すスピードなどにも依存するためです。
技術力の高い施術者に施術してもらえば痛みが軽減されますが、逆に技術力が低い場合は痛みが強まる可能性もあります。
ポテンツァが痛い人と痛くない人の違い
ポテンツァが痛い人と痛くない人には、以下のような違いがあります。
痛い人 | 痛くない人 |
---|---|
・痛みへの耐性がない ・照射2回目以降 ・皮膚が薄い(敏感)な人 | ・痛みへの耐性がある ・照射1回目 ・皮膚が強い人 |
ポテンツァは多少なりとも痛みを感じる人がほとんどですが、痛みを感じにくい人もいます。
痛みに弱い方は、その旨を施術者に伝えておくと施術方法を調整してもらえる可能性があります。
ポテンツァの痛みを弱める方法
ポテンツァの痛みを弱めるには、以下の方法が有効です。
- 麻酔クリームを塗布する
- 熱量を調整する
- ダイヤモンドチップを使う
- 技術力が高い施術者に実施してもらう
それぞれ解説します。
麻酔クリームを塗布する
ポテンツァでは多くの場合、麻酔クリームを塗布します。麻酔クリームを塗ると皮膚表面の感覚が鈍くなり、針を刺したときの痛みが軽減します。
ただし、クリニックによっては麻酔クリームが有料オプションとなっている場合もあるため注意しましょう。
当院では、ポテンツァの施術において麻酔クリームに加えて2次麻酔を導入しています。2周目以降の痛みにも効きやすい特殊な麻酔を使用することで、極力痛みを抑えた施術が可能です。
当院の2次麻酔の様子は、以下の動画で紹介しているので参考にしてください。
熱量を調整する
ポテンツァでは熱エネルギーによる痛みが発生しますが、熱量を抑えることで痛みを軽減できます。我慢できないほど痛みが強い場合は、施術者に相談するのがおすすめです。
ただし熱量を抑えすぎると、その分効果も下がることは覚えておきましょう。
ダイヤモンドチップを使う
針を刺すのが怖い人は、針がついていない「ダイヤモンドチップ」を使うのがおすすめです。針を刺さない分施術中の痛みが軽減され、ダウンタイムも短縮します。
ただし、ダイヤモンドチップはたるみやシワに効果がある治療であり、毛穴の改善には通常のポテンツァのほうが有効です。
ダイヤモンドチップの施術中の様子や効果を知りたい方は、こちらの動画を見てみましょう。
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ダイヤモンドチップを使ったポテンツァの効果は?受ける頻度や痛みについても解説
技術力が高い施術者に実施してもらう
ポテンツァの痛みは施術者の技術に左右されるため、技術力が高い人に施術してもらうことで痛みを軽減できます。
当院では、美容看護師歴4年以上の看護師のみを採用しています。経験豊富な看護師から施術を受けたい方は、ぜひ当院にご相談ください。
ポテンツァの施術後(ダウンタイム)の痛み対策
ポテンツァの施術後、翌日くらいまでヒリヒリとした痛みが残る場合があります。施術後の痛み対策としては、以下の方法が効果的です。
- 保湿を徹底する
- 紫外線を避ける
- マスクをつける場合は肌に優しい素材を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
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ポテンツァのダウンタイムは何日?経過や正しい過ごし方も解説
保湿を徹底する
ポテンツァでは肌に熱を加えるため、施術後は肌が乾燥しやすい状態になっています。しっかり保湿し、肌を守ることが大切です。
できるだけ刺激が少なく、高保湿の保湿剤を使用することをおすすめします。保湿をする際は肌を擦らないよう、優しく塗りましょう。
紫外線を避ける
施術後の肌は敏感になっているため、紫外線を避けましょう。ダウンタイム中に紫外線を浴びると赤みが強く出たり、色素沈着を起こしたりする可能性があります。
外出の際は日焼け止めを塗り、こまめに塗り直すことが大切です。帽子やマスク、日傘なども活用しましょう。
マスクをつける場合は肌に優しい素材を選ぶ
ダウンタイム中の肌を隠すためにマスクをする人もいるかもしれませんが、摩擦でヒリヒリ感が増す場合があるため、肌に優しい素材のマスクを選びましょう。
綿やシルクなどの素材がおすすめです。
あまりにも痛みが強い場合は医師に相談する
施術後の痛みがあまりにも強い場合は、医師に相談しましょう。
一般的には施術から1〜3日後には小さなかさぶたができ、4〜7日後にはかさぶたが自然と剥がれ落ちます。1週間経ってもヒリヒリが続く場合は、ダウンタイムが長引いている可能性があります。
自己判断で放置すると悪化する恐れもあるため、早めに受診しましょう。
ポテンツァの痛みに関するよくある質問
ポテンツァの痛みに関するよくある質問をまとめました。
Q.ポテンツァはダーマペンよりも痛いですか?
ポテンツァはダーマペンよりも痛いといわれています。
ダーマペンは針を刺す痛みのみですが、ポテンツァは針の痛みだけでなく高周波による熱の痛みも加わるためです。
Q.ポテンツァがまったく痛くない人もいますか?
個人差があるため、ポテンツァがまったく痛くない人もいるかもしれません。
しかし、基本的には何かしらの痛み・刺激を感じる人が多いです。
Q.ポテンツァの施術中に我慢できないほど痛いと感じたら、どうすればいいですか?
施術中に我慢できないほどの痛みを感じたら、施術者に伝えましょう。
針を刺すスピードを遅くしたり、熱量を調節したりすることで痛みを軽減できます。
Q.ポテンツァを受けた後の痛みが1週間以上残るのは異常ですか?
ポテンツァの痛みは1〜3日で落ち着くといわれているため、1週間以上残るのはダウンタイムが長引いている可能性があります。
自己判断で放置せず、医師に相談しましょう。
まとめ
ポテンツァは、基本的に何かしらの痛みが伴う施術です。しかし痛みの度合いには個人差があり「すごく痛かった」という人もいれば「あまり痛くなかった」という人もいます。
施術者の技術や麻酔などでも痛みは軽減できるため、不安に思いすぎる必要はありません。
当院では美容看護師歴4年以上の看護師を採用しています。経験豊富な看護師の施術を受けたいという方は、ぜひ当院にご相談ください。