「50代になってからたるみがはっきりしてきた」

「50代の顔のたるみはどうすれば改善する?」

50代になり、顔のたるみがはっきりとしてきたと感じる方もいるのではないでしょうか。

加齢とともに、美肌成分の産生不足や表情筋の衰え、骨や皮下脂肪の萎縮といった肌の内側の変化が起こりたるみが生じます。

今回は50代の顔のたるみの原因やたるみを改善する方法を解説します。フェイスラインのもたつきやほうれい線などが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

医師・院長

藤尾 謙太

▼経歴
2017年 昭和大学卒業
2019年 順天堂大学医局入局
2022年 LIAN clinic開業
2023年 博士号取得

 

▼所属学会
日本美容皮膚科医学会所属

50代で顔のたるみに悩む女性は多い

フェイスラインのもたつき、ほうれい線やマリオネットラインの定着など、50代になると「たるみがはっきりしてきた」と感じる方は少なくありません。

たるみは加齢による自然な変化の一つですが、日々の生活で実感しやすい悩みといえます。

また、紫外線対策を十分にしてこなかった方や喫煙歴が長い方などは、たるみを感じやすい傾向にあります。

50代で顔のたるみが顕著になる要因

50代で顔のたるみが顕著になる要因として、以下のものが挙げられます。

  • 美肌成分の産生不足
  • 表情筋の衰え
  • 骨や皮下脂肪の萎縮

それぞれ詳しく解説します。

美肌成分の産生不足

50代になってたるみが目立つ原因として、コラーゲンやエラスチンなどの美肌成分の減少があります。

美肌成分は肌を支える重要な成分で、弾力やハリを保つのに欠かせません。加齢によって美肌成分を産生する「線維芽細胞」が減り、美肌成分が不足します。

加えて、50代になると閉経に伴う女性ホルモンの急激な減少によって、美肌成分の産生量が減少します。

表情筋の衰え

50代のたるみの原因の一つが、表情筋の衰えです。

顔にはさまざまな筋肉が存在し、笑う・話すなど日常の動きに関わっています。しかし年齢を重ねると使う筋肉に偏りが生じ、動かす機会が減った筋肉は衰えます。

筋力が落ちると皮膚や脂肪を支える力が弱まり、顔のたるみが目立ちやすくなるのです。

骨や皮下脂肪の萎縮

50代以降は、骨や皮下脂肪の萎縮によるたるみも目立つようになります。

顔の土台となる骨や皮下脂肪は、加齢とともに少しずつ萎縮・減少していきます。すると皮膚を内側から支える力を保ちにくくなり、余った皮膚によってたるみが生じるのです。

50代が意識したい顔のたるみ対策

50代のたるみ対策では、以下のポイントを意識しましょう。

  • 紫外線対策をする
  • 保湿を徹底する
  • シワ予防が期待できる化粧品を選ぶ
  • 美容医療も視野に入れる

1つずつ解説していきます。

紫外線対策をする

紫外線はコラーゲンを分解し、シワ・たるみを引き起こす要因になります。そのため、日々の紫外線対策が大切です。

外出時はもちろん、室内で過ごす場合も日焼け止めを塗りましょう。窓際では、外の紫外線の80%が室内に届くといわれています。

また、外出の際は日焼け止めに加えて、日傘や帽子も活用するのがおすすめです。

保湿を徹底する

肌が乾燥するとハリやツヤが失われ、皮膚がたるんだ印象になりやすいです。50代は閉経の影響もあり、肌が乾燥しやすくなるため、保湿を徹底しましょう

メイク落としや洗顔は皮脂を落としすぎないことを意識し、時間を空けずに保湿しましょう。保湿ケアでは高保湿やエイジングケアの商品を選ぶのがおすすめです。

乾燥が気になる目元や口元は保湿を重ねると、乾燥による小じわが目立ちにくくなります。

シワ予防が期待できる化粧品を選ぶ

50代のスキンケアでは、シワ予防が期待できる化粧品を選ぶのがおすすめです。

レチノールやナイアシンアミド配合の薬用美容液を取り入れてみましょうシワ改善の効果が認められている成分です。

劇的にたるみが改善することはありませんが、コラーゲンの減少によるハリ不足に効果が見込めます。

美容医療も視野に入れる

セルフケアで改善できないたるみに悩んでいる場合は、美容医療も視野に入れましょう。

美容医療は肌表面だけでなく、真皮や脂肪層など肌の内側へアプローチできます

50代のたるみの原因は主に、美肌成分の産生不足や表情筋の衰え、骨や皮下脂肪の萎縮などです。

セルフケアだけでは改善が難しいため、ほうれい線やマリオネットラインが定着していたり、フェイスラインのもたつきが気になったりする方は、美容医療を検討してみましょう。

50代のたるみ改善におすすめの美容医療

50代のたるみ改善には以下の美容医療がおすすめです。

  • ハイフ
  • ボルニューマ
  • ザーフ
  • ソフウェーブ
  • ヒアルロン酸注射

それぞれ解説していきます。

 

※おすすめの施術は年齢だけでは決まらず、たるみの程度・脂肪量・部位によっても変わってきます。まずは医師によるカウンセリングを受けてください。

 

以下の動画でもたるみ治療について解説しているので、こちらも参考にしてください。

ハイフ

ハイフは高密度の超音波を照射し、皮膚に熱を加えるたるみ治療です。

狙った層をピンポイントで加熱し、皮膚の深い部分を引き締めることで、50代に起こりやすいフェイスラインのゆるみに効果を発揮します。フェイスラインのゆるみをしっかり引き上げたい人におすすめの施術です。

また、真皮層に熱を加えることでコラーゲンの生成を促すため、肌のハリアップも期待できます。

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ボルニューマ

ボルニューマは高周波で肌に熱を入れ、真皮のコラーゲン生成を促す施術です。また、熱による引き締め効果で、肌のハリも向上します。

50代はたるみとハリ不足が重なり、顔全体の輪郭がぼやけやすいです。ボルニューマは面で熱を加えることで、広い範囲を均一に引き締めてくれるため、全体のぼんやり感を解消するのに向いています。

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ザーフ

ザーフは、6.78MHz+2MHzの2種類の高周波を使って熱を加えるたるみ治療です。真皮層の加熱でコラーゲン生成を促しつつ、浅層脂肪全体にも熱刺激を与えることで、引き締めや輪郭のもたつき改善を狙います。

50代は脂肪の下垂によって、ほうれい線やマリオネットラインが目立ちやすいです。ザーフは深い層にも熱が届くので、50代の脂肪によるもたつきの改善にも向いています

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ソフウェーブ

ソフウェーブは超音波を用いて真皮中層に熱エネルギーを与えるたるみ治療です。肌表面に均一に熱を届けることで、コラーゲンの収縮と新生を促します。

50代は輪郭のたるみだけでなく、皮膚のたるみも目立ちやすくなります。

ソフウェーブは皮がピタッと張り付いたような仕上がりになるので、皮のたるみが気になるようになった人におすすめです。

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ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射はボリュームが足りない部分を補うことで、ほうれい線やたるみを改善する施術です。

50代では骨の萎縮や皮下脂肪の減少によって肌を支える力が弱まり、たるみが目立つようになります。小鼻横の凹みによるほうれい線や、こめかみの凹みが気になる方におすすめです

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まとめ

50代では美肌成分の産生不足や表情筋の衰え、骨や皮下脂肪の萎縮などで顔のたるみが顕著になります。

フェイスラインのもたつき、ほうれい線やマリオネットラインの定着など、セルフケアでは改善が難しいたるみにお悩みの方は、美容医療を検討してみましょう。

向いている施術は、年齢だけでなくたるみ方やその程度によっても異なるため、まずはクリニックに相談しましょう。

当院では一人ひとりのたるみの原因をしっかりとアセスメントし、適した施術を提案させていただきますお気軽にご相談ください。