ソフウェーブは痛いと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
ソフウェーブは皮膚に熱を加えるため、痛みを感じます。個人差はありますが、一般的には軽度から中程度の痛みです。
本記事では、ソフウェーブの痛みの度合いや、軽減方法などについて解説します。ソフウェーブの痛みが不安な方は、ぜひ参考にしてください。
※痛みの感じ方には個人差があります
この記事の監修者
医師・院長
藤尾 謙太
目次
ソフウェーブは少なからず痛みがある施術
ソフウェーブでは60〜70℃ほどの熱を加えるため、少なからず痛みがある施術です。麻酔などの対策を行わなかった場合、施術中は皮膚が刺されるようなチクチク感や、軽い熱感などがあるといわれています。
ただし、施術では麻酔や出力調整など、痛みを緩和させるための工夫が行われるため、過度に痛みを心配する必要は心配はないでしょう。
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ソフウェーブの痛みを軽減する冷却システム「Sofcool™」とは
ソフウェーブには、痛みを軽減する冷却システム「Sofcool™(ソフクール)」が搭載されています。施術中に感じる痛みは熱によるものですが、皮膚を冷却することで痛みを抑えることが可能です。
ハンドピースの先端に冷却システムがついており、皮膚表面の温度をリアルタイムで測っています。皮膚温度を管理することで、施術の安全性を高めることができるのです。
また、Sofcool™とは別に送風による冷却システムも搭載されています。痛み軽減には、送風も大きく貢献しているといわれています。
ソフウェーブの痛みを軽減するには?
ソフウェーブは少なからず痛みがあるため、搭載された冷却システムのほかに、以下のような方法で痛みを軽減します。
- 表面麻酔(麻酔クリーム)を使う
- 笑気麻酔を使う
- 出力を調整する
詳しく解説します。
表面麻酔(麻酔クリーム)を使う
クリニックによりますが、多くの場合、麻酔クリームによる表面麻酔が行われます。
ソフウェーブは表皮に近い真皮に熱を加える施術なので、表面麻酔によって痛みを軽減することが可能です。
ただし、麻酔クリームは100%無痛を保証してくれるものではない点に注意が必要です。
笑気麻酔を使う
施術中は、笑気麻酔が使用されることもあります。笑気麻酔はリラックス効果のあるガスを吸入することで、痛みの感覚を軽減する麻酔方法です。施術中の恐怖心も、笑気麻酔によって軽減されるでしょう。
吸入すると数分ほどで効果が現れ、中止すると速やかに体外に排出されます。
当院でも笑気麻酔は導入しており、ご希望がある場合は麻酔クリームと併せてご使用いただけます。
出力を調整する
ソフウェーブでは、照射出力によって痛みの度合いが変わります。我慢できないほど痛みが強い場合は、出力を下げてもらうことも可能です。
ただし、出力を下げれば効果も下がるため、まずは麻酔で痛みを軽減しながら出力を調整することが大切です。
ソフウェーブの施術後に残る痛み・不快感への対策
ソフウェーブの施術後は一般的に痛みは残らないとされていますが、軽い痛みを感じる場合もあります。施術後に痛みを感じる場合は、以下の対策を試してみましょう。
- 患部を冷やす
- 皮膚を保湿する
- 日焼け止めを使用する
詳しく解説します。
患部を冷やす
施術後に痛みが残る場合は、患部を冷やしましょう。炎症によって起こる赤みや腫れを軽減する効果が期待できます。
もし数日経っても痛みが引かない場合は、医療機関に相談しましょう。
皮膚を保湿する
施術後の皮膚は乾燥しやすくなっています。乾燥するとヒリヒリするので、皮膚をしっかり保湿しましょう。
保湿剤は刺激の少ないものを選ぶのがおすすめです。
日焼け止めを使用する
施術後の皮膚は敏感になっているため、紫外線による刺激を受けやすいです。日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守りましょう。
ソフウェーブは痛みを感じるケースはあるが火傷のリスクは比較的低い
ソフウェーブでは痛みを感じるケースがありますが、やけどのリスクは比較的低いといえます。
火傷の原因は、主にハンドピースが肌にしっかりと接触していないことによる、不十分な冷却です。しかし、ソフウェーブでは肌に十分に接触していない場合、照射ができない安全装置が搭載されています。
ソフウェーブでは痛みを感じることがあっても、火傷の心配は少ないです。
まとめ
ソフウェーブは肌に熱を加えるため、少なからず痛みが発生する施術です。しかし、搭載された冷却システムや麻酔、出力調整などの痛み対策によって軽減されます。
当院ではしっかりとコミュニケーションを取りながら、痛みを抑えつつ効果も発揮できるよう出力を調整します。痛みが不安な方は、ぜひ当院にご相談ください。



