「ほうれい線のヒアルロン酸注射は、何ccくらい入れるべき?」
「1ccだけだと効果はない?」
このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
ほうれい線へのヒアルロン酸注入量は両側合わせて1〜2ccほどが目安ですが、シワの深さや個人差によっては3〜4cc注入する場合もあります。
今回はほうれい線へのヒアルロン酸注射の注入量や、実際の症例を紹介します。ほうれい線へのヒアルロン酸注射を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者

医師・院長
藤尾 謙太
目次
ほうれい線へのヒアルロン酸注射は何cc?目安は1〜2cc
ほうれい線へのヒアルロン酸注入量は、両側合わせて1〜2ccが一般的な目安です。浅いシワであれば片側0.5cc(合計1cc)程度でも効果を実感できることがあります。
一方で、深いほうれい線の場合は3〜4cc程度必要になるケースも。
注入量はシワの深さだけでなく、シワの範囲や年齢などによっても変わるため、信頼できる医師と相談して決めることが大切です。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射は1ccだけでも変化が出る?
ヒアルロン酸1cc(片側0.5cc)だけでも、ほうれい線が浅めの方なら変化を感じられることが多いです。
ただし、十分な効果を実感できるかは個人差やシワの深さにもよります。ヒアルロン酸注射において1ccは少なめの量なので、シワが深い方や範囲が広い場合は物足りないと感じる可能性もあります。
自然な仕上がりを重視する場合は、まずは1ccから初めて様子を見るのもおすすめです。足りなければ、追加で注入することもできます。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射を何ccとするかは医師の価値観・美的感覚でも変わってくる
ヒアルロン酸を何cc注入するかは、医師の価値観や美的感覚によっても変わってきます。理想の仕上がりに近づけるために多めに注入する医師もいれば、できるだけ少ない量で自然な変化を引き出そうとする医師もいます。
どのような状態を美しいと捉えるかは医師によっても異なるため、提案される注入量にも差が生まれるのです。
受診の前に症例をチェックしておくと「想像と違った」という失敗を減らせるでしょう。
なお、リアンクリニックでは少ない注入量で変化を出すことを得意としています。自然な仕上がりを求める方は、ぜひご相談ください。
以下の動画では、実際の施術の様子を確認できます。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射後に「量が少なかった」と感じたら
ヒアルロン酸注射の直後に「思ったより変化が少ない」「効果が物足りない」と感じる場合は、ひとまず1〜2週間ほど様子を見てみましょう。
1〜2週間ほどすると顔のむくみが消え、ヒアルロン酸が馴染むことで、効果を本格的に実感できます。それでも量が少なかったと感じたら医師に相談し、追加注入を検討するのがおすすめです。
初回は控えめの量にして徐々に足していくことで、仕上がりが不自然になるのを防げます。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射の注入量を増やしすぎるリスク
ヒアルロン酸の注入量を増やしすぎると、不自然な仕上がりになるリスクがあります。
いわゆる「整形顔」のように見えたり、顔全体が膨らんで見えることも。注入部位がミミズ腫れのようにボコボコしたり、硬く感じたりすることもあります。
一度に多量を注入すると周囲にバレやすくなる可能性もあるため、自然な変化を求める方は注意が必要です。
注入量は医師と相談しながら、適切な量を提案してもらいましょう。
ヒアルロン酸注射1ccあたりの金額相場
ヒアルロン酸注射1ccあたりの相場は3〜10万円ほどです。ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類があり、どの製剤を使用するかによって料金は大きく異なります。
厚生労働省が認可した質の良い製剤は、安全性や効果の持続性が高い反面、コストが高くなることが一般的です。一方で、格安の製剤は品質や安全性に問題がある場合もあります。
ヒアルロン酸注射を受ける場合は、費用だけで決めないことが大切です。
【当院の症例】ヒアルロン酸注射の注入量別の効果
当院におけるほうれい線へのヒアルロン酸注射の症例を、注入別に紹介していきます。
ヒアルロン酸2cc

施術内容 | ヒアルロン酸(ほうれい線2cc) |
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施術の価格 | 165,000円(税込) ※自由診療 |
施術回数 | 1回 |
副作用・リスク | アレルギー、内出血、血管塞栓、仕上がりの僅かな左右差など |
ヒアルロン酸3cc

施術内容 | ヒアルロン酸(ほうれい線3cc) |
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施術の価格 | 242,000円(税込) ※自由診療 |
施術回数 | 2回 |
副作用・リスク | アレルギー、内出血、血管塞栓、仕上がりの僅かな左右差など |
ヒアルロン酸4cc

施術内容 | ヒアルロン酸4cc(ほうれい線) |
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施術の価格 | 319,000円(税込) |
施術回数 | 1回 |
副作用・リスク | アレルギー、内出血、血管塞栓、仕上がりの僅かな左右差など |
ヒアルロン酸注射によるほうれい線治療の症例は、以下の動画でも紹介しています。
まとめ
ほうれい線へのヒアルロン酸注射の注入量は1〜2ccが目安ですが、シワの深さや範囲によっては3〜4ccほど必要な場合もあります。適切な注入量には個人差があるため、医師と相談しながら決めましょう。
効果を求めて最初から注入量を多くしすぎると、不自然な仕上がりになる可能性もあります。当院では少量で効果を出す施術を得意としていますので、自然な仕上がりを目指す方はぜひご相談ください。
※国内における未承認医薬品・医療機器が含まれる自由診療となります。
※施術に使用する医薬品・医療機器は医師の判断のもと、個人輸入にて入手しています。
※個人輸入において注意すべき医薬品等については、厚生労働省からの案内もご参照ください。
※本施術に使用でき、かつ同一の性能を有する他の国内承認医薬品・医療機器はありません。