「ハイフのダウンタイムは何日くらい続くの?」
「ダウンタイム中の症状はどんな感じ?」
このように、ハイフを受けたいけどダウンタイムが不安という方もいるでしょう。
ハイフはメスで切らない施術なのでダウンタイムの症状は比較的軽いですが、全くないというわけではありません。赤みや腫れなどが現れるため、1週間ほどは様子を見る必要があります。
今回はハイフのダウンタイム中に起こりうる症状や、過ごし方などを解説します。ハイフを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ハイフのダウンタイムは1週間が目安
ハイフのダウンタイムは体質や照射部位、肌の調子によって変わりますが、1週間ほど様子を見る必要があります。
多くの場合は数日〜1週間以内に症状が治まります。
もし1〜2週間経っても赤みや腫れなどの症状が気になる場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。
ハイフのダウンタイム中に起こりうる症状
ハイフのダウンタイム中には、以下の症状が起こる可能性があります。
- 赤みや腫れ、熱感
- むくみ
- 肌の乾燥
- 痛みや筋肉痛
- やけどや水ぶくれ
- 神経損傷
症状の具体的な様子や、起こる原因について解説します。
赤みや腫れ、熱感
ハイフのあとは熱エネルギーの影響で血行が促進され、肌に赤みが出る可能性があります。
体質やハイフの出力によっては、腫れや熱感を伴う場合もあるでしょう。基本的にはメイクで隠せる程度の赤みが多いです。
普段から刺激で肌が赤くなりやすい人や、ハイフの出力が高い場合は症状が強くなりやすい傾向にあります。
むくみ
ハイフでは肌の内部に熱を加えるため、一時的に炎症が起こりむくみが現れることがあります。
むくみはメイクでも隠せないため、大事な予定の直前は施術を控えるのが望ましいです。
むくみ解消のマッサージは肌にダメージを与え、かえってむくみを悪化させる恐れがあるため避けましょう。
肌の乾燥
ハイフは肌の内部にダメージを与えるため、肌のバリア機能が低下し乾燥しやすい状態になります。また、熱によって一時的に肌内部の水分量が減少することも、乾燥しやすくなる原因の一つです。
いつもは乾燥肌ではない方も、乾燥を感じる可能性があるため注意しましょう。
痛みや筋肉痛
ハイフは肌の内部にダメージを加えるため、筋肉痛のような痛みを感じることがあります。
数日は顔を動かしたり笑ったりする度に、鈍い痛みがあるかもしれません。中にはチクチクとした痛みを感じる人もいます。
基本的には我慢できる程度の痛みだといわれています。
やけどや水ぶくれ
ハイフは高い熱エネルギーを照射するため、稀にやけどや水ぶくれができることがあります。ただし、クリニックで適切な施術を受けていれば、滅多に出る症状ではありません。
やけどや水ぶくれが起こるのは、出力が高すぎたり施術方法が誤っていたりすることが原因です。
エステハイフやセルフハイフでは、やけどや水ぶくれが起こる危険性が高まります。ハイフを受ける場合は、クリニックを受診するのがおすすめです。
神経損傷
ハイフは肌の内部にダメージを与えるため、不適切な施術を行った場合、顔面の神経を傷つける危険性があります。
神経が損傷すると、顔面麻痺や感覚の違和感が起こります。
神経損傷はエステハイフでの報告が多いです。ハイフを受ける場合は、クリニックを受診しましょう。
ハイフのダウンタイム中の見た目
2枚目がハイフの施術直後です。施術前に比べて頬のあたりに赤みがあるのがわかります。施術直後の見た目なので、翌日にはもう少し赤みが治るでしょう。
ただし、実際は個人差があるため、上記よりも赤みが強く出る場合もあれば、出ない場合もあります。
ハイフの実施直後にしてはいけないこと
ハイフの実施直後は、以下の行動を控えましょう。
- 入浴・サウナ
- 激しい運動
- マッサージ
- 飲酒
など
上記のような血行が促進される行動によって、ダウンタイムが長引く恐れがあります。ハイフ施術の当日だけでなく、数日間は避けるのが望ましいです。
ハイフのダウンタイム中の過ごし方
ダウンタイム中は、以下のことに気をつけて過ごしましょう。
- 保湿を徹底する
- 洗顔時に刺激を加えない
- 紫外線をなるべく避ける
過ごし方について詳しく解説します。
保湿を徹底する
ハイフのあとは肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなっているため、保湿を徹底しましょう。
普段は乾燥しない人でも乾燥する可能性があります。ダウンタイム中は、できれば低刺激の化粧水・乳液を使うのがおすすめです。
洗顔時に刺激を加えない
洗顔時は刺激を加えないよう、優しく洗いましょう。たっぷりの泡で撫でるように洗うのがコツです。
ぬるめのお湯で流し、水分を拭き取る際も肌を擦らないように押さえ拭きします。
ダウンタイム中は肌のバリア機能が低下しているため、擦ったり洗浄力の強い洗顔料を使ったりするとダウンタイムが長引く恐れがあります。
紫外線をなるべく避ける
ハイフの施術後は、紫外線を避けることが大切です。ダウンタイム中は肌が敏感になっているため、紫外線の刺激で症状が悪化する恐れもあります。
外出時はしっかり日焼け止めを塗り、野外で長時間過ごすのはやめましょう。日焼け止めだけでなく、帽子やマスクなどを活用するのもおすすめです。
ハイフのダウンタイム中のメイクはどうすればいい?通常通りで問題なし
ダウンタイム中は、通常通りにメイクをしても問題ありません。
ただし肌は敏感な状態なので、メイク中や洗顔時は刺激を与えないように気をつけましょう。
寝る前は化粧をしっかり落とし、保湿をすることが大切です。
ハイフのダウンタイム中に痛いと感じた場合は?軽く冷やすのがおすすめ
施術部位に痛みや熱感、ヒリヒリ感を感じた場合は軽くアイシングするのがおすすめです。保冷剤や氷を直接当てるのではなく、タオルなどに包んで優しく冷やしましょう。
長時間冷やすとハイフの効果が薄れる恐れがあるので、短時間で済ませることが大切です。
冷やしても状況が変わらず、我慢できないほど痛い場合は、施術を受けたクリニックに相談しましょう。
ハイフのダウンタイム中の腫れは隠せる?メイクに工夫を
ハイフのダウンタイム中でもメイクはできるので、ある程度は隠せます。
ハイライトやシェーディングを使い、陰影をしっかりつけると良いでしょう。
上手く隠せない場合は、マスクをつけるのもおすすめです。
ハイフのダウンタイムに関するよくある質問
ハイフのダウンタイムに関するよくある質問をまとめました。
Q.ハイフ翌日のむくみは一時的なものですか?
ハイフ翌日のむくみは、一時的なものです。数日経てばむくみは引くでしょう。
むくみを早く治すには、肌に刺激を与えないように過ごすことが大切です。
Q.ハイフ後の腫れが治らないときはどうすればいいですか?
1〜2週間以上ハイフ後の腫れが治らないときは、クリニックに相談しましょう。やけどや神経損傷の可能性が考えられます。
Q.ハイフ後はいつも通り食事をしても大丈夫ですか?
ハイフ後はヘルシーな食事を心がけ、水分をしっかり摂るようにしましょう。
ハイフによって溶かされた脂肪細胞を分解するために、肝臓は活発に働いています。高カロリーな食事を摂ると、肝臓に負担がかかり溶かした脂肪を分解できなくなる可能性があります。
また、代謝を上げて老廃物を排出するためにも、水分摂取は重要です。
Q.ハイフ後のサウナはいつから可能ですか?
ハイフのあと、1週間はサウナを控えましょう。
サウナに入ると血行が促進され、ダウンタイムが長引いたり症状が悪化したりする可能性があります。
Q.ハイフ後のマッサージはいつから可能ですか?
マッサージを受ける場合、施術から1ヶ月は空けるようにしましょう。
施術後は肌が敏感になっているため、刺激を与えると赤みや腫れが出る恐れがあります。
Q.ハイフ後のコーヒーは避けた方がいいですか?
ハイフ後はコーヒーを避けるのが望ましいです。
カフェインには利尿作用があるため、飲み過ぎると体内の水分が不足することにも繋がります。
水分が不足すると代謝が落ち、溶解した脂肪の排出が滞りやすくなります。ハイフ後は常温の水や白湯などを摂り、代謝をアップするようにしましょう。
Q.ハイフ後のタバコは避けた方がいいですか?
ハイフ後のタバコは、明確に禁止されているわけではありません。
しかしタバコは肌に悪影響を及ぼし、くすみやシワなどにも繋がるため、ハイフ後に限らず控えるべきです。
Q.ハイフはダウンタイムなしって本当ですか?
ハイフは施術した日からメイクができるため「ダウンタイムなし」と形容されることがありますが、実際には肌の赤みや腫れなどの症状が出るためダウンタイムはあります。
ただしダウンタイムは長くなく、一般的には1週間ほどで治まります。
まとめ
ハイフのダウンタイムは体質や施術部位によっても変わりますが、およそ1週間です。早ければ数日で治まるでしょう。
ダウンタイム中は赤みや腫れ、筋肉痛のような痛みなどが現れることがあります。誤った施術を行うとやけどや神経損傷などのリスクもあるため、ハイフは信頼できるクリニックで受けるのがおすすめです。
当院では美容看護師歴4年以上の看護師のみが常駐し、施術前は丁寧なカウンセリングを行っています。ハイフを検討中の方は、ぜひ当院にご相談ください。