「ほうれい線治療にヒアルロン酸注射は意味がないって本当?」
「ヒアルロン酸注射のリスクは?」
ほうれい線治療でヒアルロン酸注射を検討している方も多いでしょう。
ヒアルロン酸注射にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
本記事ではヒアルロン酸注射でほうれい線を治療するデメリットを解説するので、施術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ヒアルロン酸注射でほうれい線を治療するデメリット
ヒアルロン酸注射でほうれい線を治療する際、以下のようなデメリットが挙げられます。
- 定期的に再注入する必要がある
- 継続的なコストがかかる
- 見た目が不自然になる場合がある
- 医師による技量差が出やすい
- バレる可能性がある
- 肌質改善にはつながらない
- 副作用のリスクがある
詳しく解説していきます。
定期的に再注入する必要がある
ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるため効果は永続せず、定期的な再注入が必要になります。
ほうれい線に適応があるボリューマXCだと、持続期間は一般的に6〜18ヶ月程度。3〜6ヶ月ほどすると、ボリュームの減少を感じ始めます。
一度の施術で永続する効果を求める場合、ヒアルロン酸注射は向いていません。
ヒアルロン酸注射の効果をできるだけ長持ちさせさせたい方は、こちらの記事も確認してみてください。
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ヒアルロン酸注射の効果の持続期間は?長持ちさせる方法も紹介
継続的なコストがかかる
ヒアルロン酸では定期的な再注入が必要なため、継続的にコストがかかります。
当院における、ヒアルロン酸注射によるほうれい線の治療の料金は、以下の通りです。
料金 (税込み/自由診療) | |
---|---|
ヒアルロン酸1cc (片側0.5ccずつ) | 88,000円 |
ヒアルロン酸2cc (片側1ccずつ) | 165,000円 |
ブロック麻酔の使用 | 1部位につき+3,300円 |
カニューレの使用 | 1本につき+3,300円 |
金額はクリニックにもよりますが、1年ごとに再注入する場合、毎年8〜16万円程度かかることになります。
他の多くの美容施術にも共通しますが、ある程度の経済的余裕を持って臨む必要があります。
見た目が不自然になる場合がある
ヒアルロン酸注射では、以下のような要因で見た目が不自然になる場合があります。
- ヒアルロン酸製剤の品質
- 医師の技量
- 注入量
など
ヒアルロン酸製剤の品質が悪かったり医師の技量が低かったりすると、肌表面のぼこつきや左右差が現れるおそれがあります。
また注入量が多いと、いわゆる整形顔のような仕上がりになることも。自然な仕上がりを求める場合は、信頼できる医療機関で施術を受けることが大切です。
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ヒアルロン酸注入はバレる?バレやすい部位やバレないようにするポイントも紹介
ヒアルロン酸注入の失敗例とは?やり直しについても解説
医師による技量差が出やすい
ヒアルロン酸注射は外科的な経験がなくても取り扱えるため、医師の技量差が出やすいといえます。技量が足りない医師が施術を担当した場合、見た目が不自然になることも。
外科的な経験がない医師が一概に技量が低いというわけではありませんが、実績も重視してクリニックを選ぶ必要があります。
バレる可能性がある
技術力のある医師のもとで自然な仕上がりを実現したとしても、毎日のように顔を合わせている人にはバレる可能性があります。
絶対にバレないヒアルロン酸注射というのはないことを覚えておきましょう。
もし変化を指摘されたら、ダイエットやマッサージを頑張っている、メイクを変えたなど、変化の理由を話すほうが誤魔化しやすいかもしれません。
ヒアルロン酸注射がバレるのが不安な方は、こちらの動画もぜひ参考にしてください。
副作用のリスクがある
ヒアルロン酸注射には副作用があるため、施術の前に知っておきましょう。
軽微な副作用 | ・腫れやむくみ ・赤み ・内出血 ・痛みや違和感、異物感 |
---|---|
重大な副作用 | ・血管閉塞 ・アレルギー反応 ・感染 ・視力障害 |
軽微な副作用は数日〜1週間程度で自然と治まります。
重大な副作用が起こる可能性は高くありませんが、万が一のことを考え知っておくことが大切です。
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ヒアルロン酸注入の副作用は?リスクを抑える方法も紹介
デメリットだけじゃない!ヒアルロン酸注射でほうれい線を治療するメリット
ヒアルロン酸注射によるほうれい線治療には、デメリットだけでなく以下のようなメリットもあります。
- 切開の必要がない
- すぐに変化を実感できる
- 短時間で施術が完了する
- ダウンタイムが短くすぐに日常復帰できる
- ほ副作用のリスクはあるものの総じて安全性が高い
順番に解説していきます。
切開の必要がない
ヒアルロン酸注射は切開をする必要がなく、施術時間やダウンタイムが短いことがメリットです。大掛かりな施術に比べて心理的ハードルも低いでしょう。
「たるみやコケなどの悩みを解消したいけれど、手術は怖い」という人が最初に受ける美容施術におすすめです。
すぐに変化を実感できる
ヒアルロン酸注射の良いところは、すぐに変化を実感できることです。本格的に実感するには1〜2週間ほどかかりますが、施術直後から変化を得られます。
すぐに悩みを解決したいという方には、ヒアルロン酸注射がおすすめです。
実際の症例を見たい方は、こちらの動画も参考にしてください。
短時間で施術が完了する
ヒアルロン酸注射は切開の必要がないため、短時間で施術が完了します。施術をする部位にもよりますが、施術時間は15分程度です。
前後の時間を含めても30〜1時間ほどで終わるため、長時間スケジュールを空けられない方でも施術を受けられます。
ダウンタイムが短くすぐに日常復帰できる
ヒアルロン酸注射はダウンタイムが短く、症状も軽微なためすぐに日常復帰できます。
施術後は腫れやむくみ、赤みが出る場合がありますが、数日〜1週間程度で自然と治まります。人によっては内出血が起こることもありますが、ファンデーションやコンシーラーなどで隠せば、そこまで目立ちません。
副作用のリスクはあるものの総じて安全性が高い
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分なので、安全性が高いのが特徴です。
針を刺すことによる副作用はありますが、アレルギー反応や拒否反応などのリスクは高くない施術です。
ヒアルロン酸注入後は時間経過とともに体内に吸収されていくため、異物が残る心配もありません。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射は意味がない?効果を実感できないケース
ヒアルロン酸注射はほうれい線の改善に効果的です。しかし、ヒアルロン酸に適応がない方は、十分な効果を実感できないかもしれません。
たとえば頬にしっかりとラインができるような深いほうれい線は、ヒアルロン酸注射だけでは対応しきれない場合があります。皮下脂肪が減少し皮膚がたるむことでほうれい線ができている場合、コラーゲンハイフやボルニューマなどの皮膚を引き締めを行う治療がおすすめです。。
また皮下脂肪が多く頬が垂れることでほうれい線ができている場合、ヒアルロン酸注射をしても顔が大きくなってしまうおそれがあります。まずはハイフなどで脂肪を減らしてから、ヒアルロン酸注射を行うのがよいでしょう。
ヒアルロン酸注射の適応や症例が気になる方は、こちらの動画もご視聴ください。
当院におけるほうれい線へのヒアルロン酸注射の症例
症例1.ほうれい線に2cc使用
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施術内容 | ヒアルロン酸4cc (頬、ほうれい線、リップ) ※ほうれい線には2cc |
---|---|
施術の価格 | 319,000円(税込) ※ほうれい線以外への注入も含む |
施術回数 | 1回 |
副作用・リスク | アレルギー、内出血、血管塞栓、仕上がりの僅かな左右差など |
症例2.ほうれい線に4cc本使用(2回に分けて注入)
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施術内容 | ヒアルロン酸4cc (ほうれい線) |
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施術の価格 | 319,000円(税込) |
施術回数 | 1回 |
副作用・リスク | アレルギー、内出血、血管塞栓、仕上がりの僅かな左右差など |
ほうれい線へのヒアルロン酸注射で失敗しないためには
ほうれい線へのヒアルロン酸注射で失敗しないためには、信頼できる医療機関・医師のもとで施術を受けることが大切です。
ヒアルロン酸注射の仕上がりは、医師の技量や注入量によって左右されます。またヒアルロン酸は良質なものを選びましょう。
当院では厚生労働省が認可したヒアルロン酸を使用し、ヒアルロン酸注射の症例経験が豊富な医師が一人ひとりに合わせて施術を行います。自然な仕上がりを最重要視しているため、ヒアルロン酸注射を検討中の方はぜひ当院にご相談ください。
※国内における未承認医薬品・医療機器が含まれる自由診療となります。
※施術に使用する医薬品・医療機器は医師の判断のもと、個人輸入にて入手しています。
※個人輸入において注意すべき医薬品等については、厚生労働省からの案内もご参照ください。
※本施術に使用でき、かつ同一の性能を有する他の国内承認医薬品・医療機器はありません。