「ソフウェーブとボルニューマの違いは？」

「自分に合ってるのはどっち？」

ソフウェーブとボルニューマの違いが、いまいちよくわからないという方もいるのではないでしょうか。

ソフウェーブは超音波、ボルニューマは高周波によるたるみ治療です。どちらも熱を照射することで皮膚の引き締め効果が得られますが、適応の悩みがやや異なります。

本記事ではソフウェーブとボルニューマの違いや、どちらを選ぶべきかを解説します。どちらの施術を受けるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ソフウェーブとボルニューマの違い

	ソフウェーブ	ボルニューマ
照射するエネルギー	超音波	高周波（RF）
作用する深さ	真皮の中層	真皮〜浅層脂肪の浅層
施術内容	肌に機器を当てて熱エネルギーによってたるみを治療する

ソフウェーブは超音波治療、ボルニューマは高周波治療という点が根本の違いです。

どちらも比較的浅い層に作用しますが、ソフウェーブはより浅い層の引き締めに向いている施術です。

ソフウェーブとボルニューマには、以下のような違いがあります。

	ソフウェーブ	ボルニューマ
効果	・タイトニング ・ハリアップ ・小じわ軽減	・ハリおよび弾力のアップ ・肌の引き締め
適応部位・適応の悩み	・皮あまり ・小じわ	・口周りのたるみ ・チークトップの下垂 ・フェイスラインのもたつき ・目の周りのたるみ、開きの悪さ
熱の届け方	円柱状に熱を加える	筒状に広範囲に熱を加える
温度	60−70℃	40−50℃
効果を実感し始める期間	1〜2ヶ月	2週間〜1ヶ月
効果の持続期間	約6〜12ヶ月	約3〜6ヶ月
費用相場	15万〜20万円程度	6万〜9万円程度
痛み	チクチク感、軽い熱感 ※個人差あり	少し熱いと感じる程度 ※個人差あり
ダウンタイム	ほとんどなし〜数日	ほとんどなし〜数日
リスクや副作用	・赤み ・熱感 ・腫れ ・やけどなど	・赤み ・ほてり ・腫れ ・やけどなど

それぞれの特徴について、詳しく解説します。

効果の違い

• ソフウェーブ：タイトニングやハリアップ、小じわ軽減
• ボルニューマ：弾力・ハリアップ、肌の引き締め

ソフウェーブは浅い層に作用することで、より皮の引き締めに適した治療です。皮膚が骨格にペタっと張り付いたような仕上がりが得られます。

一方でボルニューマは皮が柔らかく、なおかつ脂肪が下垂している方におすすめです。肌の引き締めやハリ・弾力アップが期待できます。

適応部位・適応の悩みの違い

ソフウェーブ	ボルニューマ
・皮あまり ・小じわ	・口周りのたるみ ・チークトップの下垂 ・フェイスラインのもたつき ・目の周りのたるみ、開きの悪さ

ソフウェーブは肌のより浅い部分の悩みにアプローチします。皮が柔らかく、余っているような方におすすめです。

ボルニューマも浅い層に作用する施術ですが、ソフウェーブよりやや深い層に作用します。浅層脂肪にも熱が届くので、皮膚だけでなく脂肪の下垂も気になる方はボルニューマを検討しましょう。

　

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熱の届け方の違い

• ソフウェーブ：円柱状に熱を加える
• ボルニューマ：筒状に広範囲に熱を加える

ソフウェーブは円柱状に熱を加えることで、点ではなく面で加熱できる機器です。広範囲に均一なタイトニング効果を出すことができます。

ボルニューマは円柱状かつ広範囲に熱を加えます。ソフウェーブと同様に、広域の引き締めが可能です。

温度の違い

• ソフウェーブ：60−70℃
• ボルニューマ：40−50℃

ボルニューマよりもソフウェーブの方が、照射時の温度は高いです。より高温で照射するソフウェーブの方が、タイトニング効果を実感しやすくなっています。

効果を実感し始めるまでの期間の違い

• ソフウェーブ：1〜2ヶ月
• ボルニューマ：2週間〜1ヶ月

どちらも施術直後から引き締め効果を実感できますが、本格的に効果が現れ始める時期が異なります。

ソフウェーブは1〜2ヶ月、ボルニューマは2週間〜1ヶ月ほどで、しっかりとした効果を実感できるでしょう。

効果の持続期間の違い

• ソフウェーブ：6〜12ヶ月
• ボルニューマ：3〜6ヶ月

ソフウェーブの効果は3〜6ヶ月でピークを迎え、6〜12ヶ月ほど持続します。

一方で、ボルニューマの持続期間は3〜6ヶ月ほどですが、施術を重ねるごとに徐々に持続期間が長くなるといわれています。

どちらも効果が永続するわけではないため、効果の持続期間に合わせて定期的な施術が必要です。

費用の違い

• ソフウェーブ：15万〜20万円程度
• ボルニューマ：6万〜9万円程度

ボルニューマに比べて、ソフウェーブはやや高額な傾向にあります。ソフウェーブでは「SUPERB™（スパーブ）」という独自の超音波技術を使用しており、機械本体が高額です。

ソフウェーブの方が機械のランニングコストがかかることから、ボルニューマより費用が高い場合が多いです。

痛みの違い

• ソフウェーブ：チクチク感、軽い熱感あり
• ボルニューマ：少し熱いと感じる程度

どちらかといえば、ボルニューマよりもソフウェーブの方が痛みを感じる方の割合が多いです。

ソフウェーブは皮膚の表面に近い部分に熱を加えるため、痛み対策を行わない場合はチクチク感や、軽い熱感があるといわれています。

ただし、施術では麻酔や冷却システムなどを使用するため、過度に痛みを心配する必要はありません。

　

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ソフウェーブの痛みはどれくらい？痛いといわれる理由や対策も紹介

ダウンタイムの違い

• ソフウェーブ：ほとんどなし〜数日
• ボルニューマ：ほとんどなし〜数日

ソフウェーブもボルニューマも、ダウンタイムが極めて短いといわれる施術です。施術直後は赤みが出る場合もありますが、数時間から1日ほどで治まるといわれています。

メイクも施術後からできるため、すぐに日常生活を送ることができます。

リスクや副作用の違い

ソフウェーブ	ボルニューマ
・赤み ・熱感 ・腫れ ・やけどなど	・赤み ・ほてり ・腫れ ・やけどなど

ソフウェーブもボルニューマも熱を加える施術なので、赤みや腫れなどが出る場合があります。

しかし症状は一時的なもので、数時間から数日ほどで治まるでしょう。とくに対策をしなくても自然と治ることがほとんどですが、気になる場合は患部を冷やすのがおすすめです。

以下の動画でもたるみ治療の機器の違いを紹介しているので、参考にしてください。

ソフウェーブとボルニューマはどちらを選ぶべき？それぞれおすすめの人

ソフウェーブとボルニューマは、それぞれ以下のような方におすすめです。

ソフウェーブ	・50代以降の方 ・皮膚がたるんでいる方 ・皮膚が柔らかい方
ボルニューマ	・皮膚が柔らかい方 ・脂肪が下垂している方 ・痛みが少ない治療がよい方

ソフウェーブとボルニューマは、使用するエネルギーも作用する層も異なるため、悩みに合わせて選ぶのがおすすめです。

自分に適した治療がどちらかわからないという場合は、クリニックでカウンセリングを受けてみましょう。

まとめ

ソフウェーブは超音波、ボルニューマは高周波を使用したたるみ治療です。

どちらも比較的浅い層に作用しますが、皮膚の余りが気になる方は、表面のタイトニング効果が得られるソフウェーブがおすすめです。

当院ではソフウェーブとボルニューマの両方を取り扱っているため、どちらが良いか迷うという方はぜひご相談ください。

※国内における未承認医薬品・医療機器が含まれる自由診療となります。
※施術に使用する医薬品・医療機器は医師の判断のもと、個人輸入にて入手しています。
※個人輸入において注意すべき医薬品等については、厚生労働省からの案内もご参照ください。
※本施術に使用でき、かつ同一の性能を有する他の国内承認医薬品・医療機器はありません。