風邪などの感染症をきっかけに、以前ヒアルロン酸を注入した部分が一時的に腫れることはあります。ただし、誰にでも起こるものではなく、頻度は低いとされています。
これは体調不良による単純な血流の変化ではなく、感染によって免疫反応が活発になり、注入部位に「遅発性炎症反応」が起こるためと考えられています。
報告によって差はありますが、ヒアルロン酸注入後の遅発性炎症反応全体の発生頻度は約0.3〜4.25%で、特定の製剤を対象とした研究では患者単位で約1%と報告されています。
なお、この数字には風邪以外をきっかけとした反応も含まれており、風邪によって腫れる頻度だけを示したものではありません。
軽い腫れは自然に改善することもありますが、赤み・痛み・しこりを伴う場合や、腫れが数日以上続く場合は、感染症などとの見分けが必要ですので、お早めに当院へご相談ください。